2008年01月31日
中国製ギョーザ中毒問題、食の安全とは、
食品偽装が、一巡して、もう大丈夫かと思った矢先、とんでもないことが起きた。中国製のギョーザに農薬が検出されたとのことである。これは、非常に、複雑な問題をはらんでいるのである。たとえば、日本でもあったように、洗浄不足から、菌が発生し、それが製品に混ざってしまった、そのために食中毒が起きてしまった。ノロウイルスや、O-157のように、食材の中に混入されたり滅菌が不十分だったりして、食中毒がおきることもある。もちろん、誰かが、人為的に農薬を混入させることもできる。操作手順がきちんとしていても、素材に混入している場合もあるのである。医薬品には、無菌をどのように保障し、そして、人為的なミスを排除させるようなシステムがある。それに準じて医薬品は管理され製造される。その厳しい管理下におかれた医薬品であっても、薬害肝炎やHIVのように、菌が混入する場合もあるのである。水際で食い止めようにも、それが膨大であれば、確率的に起こりうる可能性はあるのである。アメリカの牛肉でもそうであり、100%絶対に安全だというのは、ありえないのである。99%以上、安全でも、あとは小数点の9をどれだけ伸ばせるかの問題になるのである。最終的には、コストとの問題が出てくるのである。スペースシャトルでも事故は起こるのである。
人間には、自己防衛力、免疫力があり、体に害があるものが入れば、できるだけ、排除しようとする機能がある。腐ったものを食べれば、気分が悪くなり、嘔吐するか、下痢をして、悪いものを体内からできるだけ早く出そうとするのである。今回のケースは、いずれにしても、軽症で、死亡にいたる事例ではなさそうである。今回は、有機リン酸系の殺虫剤が原料に混入していたとのことであるが、いずれにしても、人為的なミスか、人為的な作為(故意)によって、混入したのは、たぶん、間違いはないのである。なぜなら、日本の会社は、定期的に、検査を実施しているからである。本来は、防腐剤や殺虫剤も、仮に混入して口の中にいれてもいいものを使えば、問題はないのであるが、それが出来ないのは、コストが掛かるからなのである。
私は、ここ10年近くは、中国にはいっていないが、それ以前には、仕事の関係で、たびたび、中国へはいった。その当時でも、中国の都市部と農村部での格差は激しかった。たぶん、今はそれ以上の開きがあるはずである。中国が変化したのは、都市部や沿岸地域だけであり、その間の地方都市は、一歩路地を入れば、相変わらず、昔のままにちがいないのである。報道によれば、農薬が混入した工場では、労使間で、トラブルが発生しているとのことである。一日、平均労働時間13時間、月給は、1000元(15000円)であり、日本との賃金格差は、1/10や1/20なのである。市場主義の考え方からすれば、それだけ、安い賃金で生産ができるのであれば、そこへ流れるのは、当たり前といえば当たり前なのである。
人間には、自己防衛力、免疫力があり、体に害があるものが入れば、できるだけ、排除しようとする機能がある。腐ったものを食べれば、気分が悪くなり、嘔吐するか、下痢をして、悪いものを体内からできるだけ早く出そうとするのである。今回のケースは、いずれにしても、軽症で、死亡にいたる事例ではなさそうである。今回は、有機リン酸系の殺虫剤が原料に混入していたとのことであるが、いずれにしても、人為的なミスか、人為的な作為(故意)によって、混入したのは、たぶん、間違いはないのである。なぜなら、日本の会社は、定期的に、検査を実施しているからである。本来は、防腐剤や殺虫剤も、仮に混入して口の中にいれてもいいものを使えば、問題はないのであるが、それが出来ないのは、コストが掛かるからなのである。
私は、ここ10年近くは、中国にはいっていないが、それ以前には、仕事の関係で、たびたび、中国へはいった。その当時でも、中国の都市部と農村部での格差は激しかった。たぶん、今はそれ以上の開きがあるはずである。中国が変化したのは、都市部や沿岸地域だけであり、その間の地方都市は、一歩路地を入れば、相変わらず、昔のままにちがいないのである。報道によれば、農薬が混入した工場では、労使間で、トラブルが発生しているとのことである。一日、平均労働時間13時間、月給は、1000元(15000円)であり、日本との賃金格差は、1/10や1/20なのである。市場主義の考え方からすれば、それだけ、安い賃金で生産ができるのであれば、そこへ流れるのは、当たり前といえば当たり前なのである。
日本もそうであった。安い賃金をベースに、いいものを輸出してきた。それが、高度成長を支えてきたのである。昔の植民地政策というのも、基本的には、同じことをしていたのである。そこで、起きる問題は、労働者の生活改善なのである。賃金をもっとあげろ、待遇をよくしろということになるのである。中国は、一党独裁政治をしており、その支配下に軍隊や治安部隊があるのである。昔の天安門事件では、学生が民主化をもとめて、立ち上がったところ、それを軍隊で鎮圧させたのである。日本も、むかし、60年代、70年代安保闘争があり、それを鎮圧したのが、警察や公安の治安部隊なのである。はっきりいって、中国は、多民族国家であり、基本的には個人主義であるから、ほっとけば、ばらばらに利のおもむくまま、動く民族なのである。だから、強い国家権力がなければ、統一などできないのである。その分、不安定な因子が中国には残るのである。
安い賃金をもとめて、企業は中国へ出向くのは、ある意味当たり前、しかし、段々と、労働者の鬱積がつのるのも事実なのである。たぶん、風紀は相当乱れているはずである。外国資本はどんどん入る。ネット社会で、インターネット検索会社、百度(BAIDU)も、日本に進出してきた。今の中国ほど、陰と陽の落差の激しいところはないはずである。ある意味、昔の拝金主義が跳梁跋扈しているはずであり、中国版の援助交際は、日本の比ではないはずなのである。ある意味、とんでもないことになっているはずである。色々なところで格差はある。しかし、体制には逆らえない。二律背反する不安定さの中で、日本企業は中国に進出するのである。
そういうところで、食の安全性が担保されるとは思わない。食の安全性は、コストとの相関になるのである。需要と供給のバランスで、小麦の値段もアップする。ますます、コスト削減へいこうとする。中国やその他の低賃金労働力市場へ行こうとする。日本市場も二極化する、金持ちはグルメや高級食材をもとめ、低所得者は、安い冷凍食品へ行こうとする。たぶん、今回の中国産ギョーザ中毒事件は、一週間もすれば、忘れ去られる。しかし、しばらくは、この問題の根本にある要素は、消えないのである。中国と日本、たぶん韓国もそうだろうが、この二極化現象は、数十年は続くことになるのである。その後、何が起こるのかはわからない。歴史をみれば、戦争や天変地異がおきて、体制がリセットされた事例だらけなのである。
安い賃金をもとめて、企業は中国へ出向くのは、ある意味当たり前、しかし、段々と、労働者の鬱積がつのるのも事実なのである。たぶん、風紀は相当乱れているはずである。外国資本はどんどん入る。ネット社会で、インターネット検索会社、百度(BAIDU)も、日本に進出してきた。今の中国ほど、陰と陽の落差の激しいところはないはずである。ある意味、昔の拝金主義が跳梁跋扈しているはずであり、中国版の援助交際は、日本の比ではないはずなのである。ある意味、とんでもないことになっているはずである。色々なところで格差はある。しかし、体制には逆らえない。二律背反する不安定さの中で、日本企業は中国に進出するのである。
そういうところで、食の安全性が担保されるとは思わない。食の安全性は、コストとの相関になるのである。需要と供給のバランスで、小麦の値段もアップする。ますます、コスト削減へいこうとする。中国やその他の低賃金労働力市場へ行こうとする。日本市場も二極化する、金持ちはグルメや高級食材をもとめ、低所得者は、安い冷凍食品へ行こうとする。たぶん、今回の中国産ギョーザ中毒事件は、一週間もすれば、忘れ去られる。しかし、しばらくは、この問題の根本にある要素は、消えないのである。中国と日本、たぶん韓国もそうだろうが、この二極化現象は、数十年は続くことになるのである。その後、何が起こるのかはわからない。歴史をみれば、戦争や天変地異がおきて、体制がリセットされた事例だらけなのである。

