2008年02月11日

やんちゃな橋下大阪府知事、あなたのやり方でいったらいい。

 基本的に、地方の行政であるから、橋下新知事が、誕生したからといって、大きな変化があるわけはないのであるが、つい、それを期待するのが、人の常というものである。たかじんの番組で、色々と演説されたり、NHKに噛み付いたり、あのタレント兼弁護士の橋下さんらしいなと見ているのである。しかし、橋下さんは、ちゃんとした選挙を通して、大阪府民の支持を得て、知事となったのである。地方行政府のトップ、それも、大阪という大きな看板をもった行政の最高責任者になったのである。

 大阪府というよりも、役所の一番の問題点は、組織の非効率さなのである。世間と同じように、仕事の量と質に対する対価の問題なのである。それさえ、きちんとしていれば、後は、なんとかなるものである。そう、ちゃんとした仕事をしていれば、問題はないのである。いままで、ちゃんとした仕事をしてこなかったつけが廻ってきているだけである。大阪府、それは、大きな組織であり、そのなかで、やるべきことはたくさんあるのである。税収入が不足しても、毎年の支出は変わらない。役所は、みずから、利益を生み出すところではないから、赤字になるのは当然なのである。そう、借金があるのは当たり前であるし、それで、民間のように破産することはないのである。

 大阪府が、破産し、夕張市のようになったら、日本は終わりである。だから、絶対にそうはならない。大手銀行が、倒れそうになったとき、巨大な税金が投入された。それと同じことが起きるだけである。府債を発行できるなら、必要なものはしたらいいのである。国債とおなじように、返済できないと分ったら、誰も府債など購入しない。発行して、金が集まり、そのお金で、ある特定の個人の利ではなく、府民全体の利になるのなら、発行したらいいのである。そう、誰も大阪府の府債を購入しなければ、大阪府に信用がないということになるし、しいては、この国に信用がないということになるのである。だれも、買わなければ、結局、国が買い取ることになるからである。

 たぶん、府としてやるべきことはきまっている。ある意味、役所の中に入れば、個々の特性はなくなり、代わりに役所という性格が前面にでてくるはずである。太田房江前知事にしても、横山ノック元知事にしても、最初の意気込みだけで、後は、惰性で流れていったのである。なぜなら、役所という組織が、そこにあるからである。人は入れ替わっても、役所という入れ子は、そのままあるからである。XX銀行はつぶれても、銀行というものは残るからである。それと同じことなのである。橋下知事の熱い思いは、役所の組織の中で、吸収されてしまうからである。だから、何をやっても、びくともしないはずである。



 そう、橋下知事は、ずっと、やんちゃなまま、その高いエネルギーをもって、やり続けたらいいのである。そのぐらいで、ちょうどいいのである。NHKの対応が面白くなければ、いかなければいいのである。官僚が、仕事をしなければ、どなり散らせばいいのである。人件費カットといって、仕事をさせればいいのである。議会と衝突しても、突っぱねたらいいのである。経団連や関西経済同友会から、色々注文されても、自説をまげず、自分のやりたいことをやったらいいのである。橋下知事がどんなことをやろうと、大阪府それ自体が、吹っ飛ぶことはないのである。福祉、教育、土木、色々な利他のための事業は、継続していかなければならない。役所の仕事は、毎日、動いているのである。そう、役に立たない事業は、さっさと民間に移したらいいのである。役所は、お金を生む組織ではなく、お金を支出するところなのである。利益がでそうなところは、民間に移し、利益を出してもらったほうがいいのである。余剰な利益は税金として帰ってくるのである。

 そう、橋下知事は、大阪府の民意を受けて当選した知事なのである。知事をやめさせることができるのも、また、民意なのである。橋下知事は、一番強い民意という味方を持っている。役人は、民意で役人になれたのではないのである。橋下知事のやりたいように、やったらいいのである。どんどん、喧嘩をしたらいいのである。どんどん、噛み付いたらいいのである。大阪は、つぶれない。大阪がつぶれるなら、日本もつぶれる。日本がつぶれるなら、世界もつぶれる。全部がつながっているのである。世界はつぶれない。だから、日本もつぶれない。結局大阪もつぶれないのである。やりたいことをしたらいい、それが、民意で選ばれた知事の仕事である。



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